めまいが良くなっていく人【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
久しぶりに朝から雨です。
***
前回は、20年来のめまいを上手に克服しつつある患者さんの話でした。
忙しくなり過ぎないとか、しっかり睡眠をとるとか、嫌いなことをし続けないとか、いろいろ生活改善していくわけですけど、結局、良くなっていく人というのは、まずこれなんです。
弱い自分を認めることがうまい。
これが大事なんですけど、できない人も多いです。
めまいが出てしまった自分を認める。
めまいで動けない自分を良しとする。
めまいで不自由な生活を有りとする。
発症した直後はとにかくショックなものなんですよね。
でもある程度気持ちが落ち着いてきたら、めまいにまでなってしまった自分を心から可哀そうだと、よく頑張ったと、しんどかったと、大切に思うことです。
自律神経が失調して、めまいが始まる、めまいが止まらない、定期的にめまいが再発する。
こんなめまいは、簡単には起こりませんよ。
ずっとしんどい生活を自分に強いてきてきまった証拠です。
どれだけ自分の脳と体にストレスをかけ続けてきたか、それをジーーっとよくよく考え続けてください。
めまいになっても当然なくらい脳も体も酷使されたから、めまいが起こったんです。
***
それでも、なにもできない自分が情けなくなったり、以前の自分と比べて落ち込んでしまうこともあると思います。
めまいがある自分がイヤになる。
こんな自分が嫌いになる。
こういう気持ちが強いと、めまいがあることが最大のストレスになってしまうんです。
そのストレスが結局は自分の自律神経を傷めつけるから、めまいは一向に良くならないんです。
めまいがあっても、思い通りに動けなくても、やりたいことがやれなくても、これが今の自分なんです。
まずはそういう自分を許してあげて、良しとする、労わる。
この辺がちゃんとできると、自律神経はやっと回復に向かおうとするものなんです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません