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寝起き寝つき・めまいの黄色信号【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】

2023年12月17日めまい耳鳴りメニエール突発性難聴

摩耶はり灸院の周辺

おはようございます。

神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。

神戸市中央区の今朝の気温は4度で、少し年末らしくなってきてホッとしています。

 ***

めまい感、いつ起こりやすいですか?

うちのめまいの患者さんたちにも色々なタイプがありますが、圧倒的に多いのは寝起きと、寝つきにめまい感を感じる。

さて寝ましょう~と布団に横になると、なんかユラユラ感じる。

さて起きましょう~と布団から起き上がると、なんかフラフラする。

これは、体にかかる重力の方向が変わるタイミングだからです。

内耳にある三半規管の周辺では、意識していてもいなくても、いつも重力(気圧)を感じているんですね。

起きているときに頭が上にあると、重力を頭から足にかけて縦に感じているんです。

それが、布団に入って横になったとたんに、重力が横からかかるようになって、重力の方向が90度変わるんです。

三半規管が弱い人は、この重力の方向にすぐについていけないんです

だから、平衡感覚が安定するまでに時間がかかる。

朝起きるときも同じ理由で、横から感じていた重力が、急に縦方向にかかるようになるんで、平衡感覚がまだ馴染んでないんです。

だから、フラフラして頭がボーっとして、朝の仕度に時間がかかるんですね。

ある患者さんは、昼間はちょっとしためまい感は分かりにくくてまぎれるので、寝つきと寝起きのめまい感を目安に、体調管理をされています。

夜のユラユラを感じたら、睡眠を増やす、楽しいことを考える。

朝の寝起きにフワフワしたら、用事を減らす、やりたくないことはしない。

こんな具合に、朝晩のめまい感は、自分の自律神経の状態を現しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Posted by mayaharikyu