寝起き寝つき・めまいの黄色信号【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
神戸市中央区の今朝の気温は4度で、少し年末らしくなってきてホッとしています。
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めまい感、いつ起こりやすいですか?
うちのめまいの患者さんたちにも色々なタイプがありますが、圧倒的に多いのは寝起きと、寝つきにめまい感を感じる。
さて寝ましょう~と布団に横になると、なんかユラユラ感じる。
さて起きましょう~と布団から起き上がると、なんかフラフラする。
これは、体にかかる重力の方向が変わるタイミングだからです。
内耳にある三半規管の周辺では、意識していてもいなくても、いつも重力(気圧)を感じているんですね。
起きているときに頭が上にあると、重力を頭から足にかけて縦に感じているんです。
それが、布団に入って横になったとたんに、重力が横からかかるようになって、重力の方向が90度変わるんです。
三半規管が弱い人は、この重力の方向にすぐについていけないんです。
だから、平衡感覚が安定するまでに時間がかかる。
朝起きるときも同じ理由で、横から感じていた重力が、急に縦方向にかかるようになるんで、平衡感覚がまだ馴染んでないんです。
だから、フラフラして頭がボーっとして、朝の仕度に時間がかかるんですね。
ある患者さんは、昼間はちょっとしためまい感は分かりにくくてまぎれるので、寝つきと寝起きのめまい感を目安に、体調管理をされています。
夜のユラユラを感じたら、睡眠を増やす、楽しいことを考える。
朝の寝起きにフワフワしたら、用事を減らす、やりたくないことはしない。
こんな具合に、朝晩のめまい感は、自分の自律神経の状態を現しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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