耳の下の首がつっぱる~めまい耳鳴り聴覚過敏【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
空が秋の色、すがすがしい朝です。
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耳の症状(耳鳴り・耳づまり・めまい・聴覚過敏など)に必ず引っ付いてくるのが、首のつっぱりです。
左右で症状のある耳の方の首が、つっぱるんです。
これは耳の下から鎖骨にかけて伸びている胸鎖乳突筋という筋肉が固まってくるからで、筋(スジ)が固まってピーンとなるので、つっぱり、引っぱりを感じる。
ひどくなるとコリを感じるし、もっとひどくなると痛みになります。
もっともっとひどくなると、頭まで引っぱるので頭痛になります。
なんで胸鎖乳突筋が固くなるかというと、「粘膜-筋反射」というのがあるんです。
ヒト生物には「粘膜が炎症すると、その近くの筋肉が固くなる」という反射機能があるんで、これがいらんことをする。
耳の中は三叉神経が炎症を感じますし、首の筋肉も三叉神経で固くなる、同じ神経束の中で反射が起こってしまうんですね。
これが、耳が悪くなると、首がつっぱつ、こる、痛くなる仕組みです。
こんなこと、起こらなければいいのにと思いますけれど、1つだけ良いこと(?)もあります。
それは、首のつっぱりで耳の調子がわかる。
あまり良いことでもないかな~?? 笑
ヒトって、つっぱり感とか、筋の引っぱり感にわりと敏感なんですよ。
耳の中の調子より敏感かもしれないし、認識しやすい、分かりやすい。
だから、胸鎖乳突筋がつっぱってくると、耳がつまり出したり、耳鳴りが大きくなりだしたり、めまいが強くなったりします。
そういう合図になる。
だから、耳の下がつっぱりだしたら、ムリしない。
ローラー針して、早く寝る、たくさん眠る。
うちの患者さんでそうされている方は多いし、私もそうしています。
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