閉所恐怖症のような恐怖症【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
風邪やインフルエンザ、コロナが流行っていますね。
感染予防して、免疫力を下げないようにして、元気に年末年始を乗り越えたいです。
***
めまい持ち、平衡感覚が弱い、こういう人がよく自覚しているのが「閉所恐怖症」とか「〇〇恐怖症」というもの。
うちの患者さんたちにも、とても多いです。
エレベーターは一人で乗れない。
検査でMRIが怖くてたまらない。
窓のない個室トイレは入りたくない。
高い建物は上がりたくない。
理屈じゃなくて、嫌なんじゃなくて、ダメなんですよ。
そういう環境になると、ドンドン動悸がして、変な汗がでて、ゾワゾワして、手がしびれたり、顔がしびれたり、呼吸が苦しくなったり、というように自律神経が失調します。
私も、両目をずっと閉じたままでいなくてはならない、というのがダメで、まつ毛パーマができなくなりました。
ずっと目が開けれない、というのがダメなんです。
こういう「恐怖症」がいくつかある人の共通点は、平衡感覚が弱いこと。
三半規管が弱くて、平衡感覚がしっかりしてないと、ずっと脳が怖さを感じて生きているんです。
これは、自分で意識するかしないかは別で、無意識のレベルです。
動物として、平衡感覚が不安定なのは、もう致命的ということなんです。
いつもピンチで、一大事なんですよ。
自然に脳が恐怖を感じて、自ら防御するように生きてしまうものなんです。
だから、普通の人より「怖い」のスイッチがすごく入りやすい怖がりさんになってしまうんです。
平衡感覚が弱いと、怖がりになる。
だから閉所も苦手、高所も苦手、暗いところも苦手。
不安感も沸きやすいから、不安神経症にもつながりやすい。
そして、三半規管がある程度しっかりして、平衡感覚が安定してくると、怖さは感じにくくなる。
苦手なものも少なくなっていく。
生きやすくなる。
むやみに克服しようとしてトライしても、辛い経験が増えるだけなんです。
まずは三半規管の回復させて、平衡感覚を強くして、それから克服していくという順番でやると、たいてい上手くいきます。
私も、今の私だったらたぶんまつ毛パーマも大丈夫です。
ずっと目を閉じてなくちゃならないけれど、たぶん眠ってしまう。笑
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません