新幹線に乗りたい~突発性難聴【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
雨がポツポツしていましたけれど、昼からは晴れるみたいです。
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ある突発性難聴の患者さんのお話です。
5年ほど前から左右の突発性難聴を繰り返し、聴力は戻るものの聴力過敏や耳鳴り、耳づまり、めまいまで症状がでていた方で、1年半ほど来られています。
めまいは治まり、過敏や耳鳴りなどもアップダウンはあるものの、調子がひどくなることも少なく、すぐに回復するようになってきました。
「そろそろ旅行でも行きたい、まずは新幹線で~」
そうですよね、そろそろ行きたいよね!
飛行機は以前に乗ったときに、耳痛がひどく、降りたあとはめまいで動けなくなるというひどい経験をしたそうで、新幹線からが良いと思います。
新幹線で、耳はどうなっちゃうのか?
耳鳴りは? 耳づまりは? めまいは?
あくびをしながら耳を抜きまくることが必要になります。
なにかを食べながらとか、飲みながらとかでも耳は抜けやすい。
おしゃべりをしながらも(口腔を動かしていると)抜けやすい。
めまいは、自分に合う酔い止めを服用した方がいいです。
この方の場合、トンネルで耳はつまるでしょうし、耳に圧もかかるから耳鳴りも大きくなるかもしれません。
問題は、耳づまりと耳鳴りの度合い(我慢できる範囲なのか)と、その後です。
耳が痛くて仕方がないほど詰まる、ということもなく、ふだん標高の高いところに行ったときや、ビルの高い階に上がったときのような程度が保たれれば、充分です。
トンネルを抜けたあと、もしくは新幹線を降りた後に、ちゃんと耳も抜けて、耳鳴りも小さくなり、めまいや吐き気、頭痛もおさえられていれば、大成功です。
そのためにも、旅行前に風邪をひかない、よく寝て耳の粘膜を整えておくなど、体調管理もすごく効いてくるんです。
耳がよくなってきたら、新幹線や飛行機で旅行したい!
突発性難聴やメニエールの後遺症がある人の、超えたい一つのハードルですよね。
そのための体づくり、耳づくり、日々の生活改善とお手入れ、心してやっていきましょう。
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