大きな心配ごとが減ったのに【突発性難聴 自律神経失調症 パニック障害】

おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
梅雨に入りましたね。
気持ちも体も、ゆっくり気候の変化を受け入れていこう。
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長いことこの仕事をしていると、患者さんの身内が亡くなられたり、私の身内が亡くなったり、いろいろあります。
何年もお世話をされていたお母様を亡くされた患者さん。
「寂しいけれど、大きな心配ごとが無くなったので、体調も良くなるといいな」
と話されていました。
でも、なんだか体調がすぐれない。
耳鳴りも小さくならないし、手足のしびれもまだあります。
ずっと何年も気を張っていたので、現実の変化に思考や体も、自律神経もすぐに追いついていかないようです。
前向きな人ほど「さあ、今度は自分の生活を!」と力が入りますが、なかなか体は思うようにならないかもしれません。
脳にある感情が、少しずつ変化を受けて入れていくと、自律神経も落ち着いてくるんだと思います。
喪失感も大きいと思うので、気持ちが落ち過ぎてしまわないことも大事です。
長期間の脳の疲弊は、アドレナリンなどの頑張るホルモンが枯渇していることもあるからです。
焦らずに、時間をかけて変化を受け入れていく。
この方はご夫婦で生活されていて、ご兄弟は近くにいるけれど、お子さんもいらっしゃらない、という私も同じような家族構成です。
月に1~2回、針灸でお体のお手入れをされて、元町あたりでランチをされています。
私にとっても、人生の先輩の歩みをみせて頂いています。
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