耳鳴りが大きいときは首が痛い【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
なんとなくハッキリしない天気ですけど、寒くないです。
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コロナ不安で耳鳴りが出だした患者さん。
最近は耳鳴りが止まるときがあって、時間はかかっていますが少しずつ順調に回復しています。
最近の辛さは、右の耳鳴りが大きくなると、決まって右の首が痛くなる、首の筋が引っ張る、つっぱる。
この首コリがつらい。
耳鳴りがもっとひどくなると、首だけでなく腕まわりや胸、背中まで凝ってくる、痛くなってくる。
「耳鳴りと、まわりの筋肉が連動しているみたい」
そう、その通りなんですよ。
耳と、その首肩は神経でつながっているから、痛くなるんです。
耳鳴りがひどいときは、耳の中(内耳や中耳など)の粘膜が荒れている状態なんです。
耳の中が荒れると、耳のまわり筋肉は固くなるという性質があるんです。
これを粘膜ー筋反射と呼んだりします。
この神経反射のせいで、耳鳴りがひどいときは、首の前や横にある胸鎖乳突筋や斜角筋が固くなって、凝るんです。
このコリのせいで、耳鳴りが辛いのか、コリが辛いのか分からないくらいです。
針灸では、耳の内耳や中耳そのもののツボも刺激しますし、固くなっている首や肩もほぐすことで、両方の辛さを解消していくんです。
そして、耳鳴りが小さくなる、気にならなくなる、消える、といったことで、その首コリも無くなっていくものなんです。
耳鳴りが始まってから首コリを感じ出したかたは、まずは耳鳴りのケアと同時に首コリもほぐしてもらいましょう。
しんどさがかなり減ってラクになりますよ。
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