どっちにする?~飛行機と新幹線【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
今日は一日しっかり雨ですね。
GWの最終日はお家でゆっくりもいいよな〜。
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めまいやパニック症状を患うと、必ず出てくる乗り物問題。
乗り物は、自分の意志意外のものが自分の体を動かすのだから、三半規管の強さが必要になります。
三半規管が弱ければ、平衡感覚を保てずにめまいになるし、平衡感覚の失調は自律神経の緊張スイッチをオンにしてしまうので、神経が過緊張してパニック症状が起こる。
それでも、三半規管が少しずつ強くなると、いろいろな乗り物が平気になってきますよ。
「ふつうの電車で一駅もフーフーだったのに、新幹線で行くか、飛行機にトライするか迷うなんて、私のめまいも良くなったものです」
ある患者さんは、東京に行くのに、新幹線か飛行機が迷っているそう。
これ、私は新幹線の方がぜんぜん耳にラクだと思ってしまうんですけど、個人差があるんです。
別の方ですけど、東京に用事があって、新神戸から新幹線に乗ったものの、耳鳴りとめまいがひどくなって、新大阪で降りて、大阪空港から飛行機に乗った、というのもあるからです。
3時間の新幹線か、1時間の飛行機か。
どちらにせよ、耳に入ってくる音が大きいので、耳栓は持っていると安心。
酔い止めもいいし、自分にあう安定剤をとん服で飲むのもいい。
できれば、着いた先ですぐに用事をせずに、まずホテルにチェックインして一休みできたり、知っているカフェでゆっくりできたり、神経を休める時間がほしいですね。
三半規管の調子がそこそこなら、意外と思っているより、新幹線も飛行機も大丈夫だったりします。
ただ、降りたあとにめまいが出たり、すぐバタバタするとパニックも出やすくなるので、乗り物の直後のスケジュールをゆっくりしたいです。
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私も以前にメニエールで調子が悪かったときは、新幹線は「こだま」でゆっくり行ったりしました。
親からは、なんでそんな時間かかるのにこだまに乗るんや?と不思議がられましたけど。
こういうことって、しんどい本人しか分かりません。
元気いっぱいで、船も飛行機もなんでもへっちゃらという人には、乗り物が怖いことなんか、想像もできないみたいです。
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お知らせです。鍼灸院は5月10日から12日はお休みを頂きます。
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