三半規管が弱いとのぼせやすくなる【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
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もともとアトピー性皮膚炎でこられていたんですけど、三半規管も弱い患者さんの話です。
(肌の調子は全体的に良好です。もともと車酔いもしやすく、軽いめまいもたまにあります。)
私と同年代なので、そろそろ運動を始めようとされています。
家から自転車で1~2分のところにホットヨガをやっているところがあって、通いたいらしいのですが、ホットヨガが苦手なんです。
やってやれないことはないですけど、後でしんどくなる、気分が悪くなる。
「これはなんででしょうか?」と質問がありました。
原因は、三半規管が弱いから。
乗り物酔いをしやすい人は、湯あたりもしやすくなるんです。
のぼせやすくなるんですよ。
だから、体を外から急激にガーーーッと温めるのは苦手です。
ホットヨガもそうですけど、岩盤浴とか、サウナとか、よもぎ蒸しとか、そういう類いのものは、要注意です。
もちろん長風呂も、です。
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日本の女性は、とかく身体を温めることを大事にします。
温めると良くなると思われている症状が多いです。
温めることが体に良いと信じている人が多いです。
でも、生物学的には、そうではないこともたくさんあります。
三半規管が弱い人は、極端に外から温めると自律神経が興奮しやすく、気分が悪くなったり(嘔気)、頭痛が始まったり、めまいでクラクラしたりして、動けなくなったりします。
もちろん、だからといって、冷やしてばかりも良くないですよ。
ポイントは、外からガンガン温めるのがあかん。
だから、中からは温めてもまあ大丈夫です。
つまり、温かいものを口から胃に入れること、温かいものを飲んだり食べたりはOKなんです。
めまいがちな人、平衡感覚が弱い人、ぜひ覚えておいてくださいね。
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