コーヒーの香りが分かりにくい【突発性難聴 耳鳴り 自律神経失調症】

おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
今朝は曇りがちの寒空ですね。
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コーヒーの話しが続きます。
あるコーヒー好きの患者さんは、突発性難聴をきっかけに、耳のつまりや耳鳴りの後遺症があります。
数年は調子が良かったけれど、最近は年齢的に老齢性の難聴もからんできて、聞き返しが多くなりました。
それに加えてこの春に、大きな風邪をひかれたんですよね。
耳づまりや耳鳴りは大きくなる上に副鼻腔炎を併発してしまって、それ以来ニオイが、鼻がおかしいそうです。
「鼻の奥のほうで、プラスチックが焦げたようなにおいが、ちょっとだけずっとしてるのよ」
そうなんや~~厄介。
もちろん耳鼻科では副鼻腔の炎症はすっかり治まっているので何もしようがない。
きっと鼻の奥のニオイを感知する受容器細胞の一部が変質してしまったまま、再生されにくくなっているんだと思う。
その粘膜エリアは焦げのニオイを拾う受容器細胞があって、そこが過敏になっているかで、何かの刺激をひろっていあて脳に送っているんだと思う。
副鼻腔炎やウィルス性鼻炎などの鼻の粘膜炎症によるニオイの後遺症は、こうやって作られてしまうんです。
ここは気長に、鼻の奥の毛細血管の血流をうながして、細胞再生を進めるためのローラー針をしていこう、ということになりました。
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以前は、ハワイ島にいって、コナコーヒーやヒロコーヒーの農園をまわられたほど、コーヒーが大好きな方です。
鼻も、耳も、いつまでも健やかであってほしいし、これからもコーヒー談議を楽しめますように。




















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