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高齢のめまい、知っておこう【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】

2023年6月18日めまい耳鳴りメニエール突発性難聴

摩耶はり灸院の周辺

おはようございます。

神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。

うっすら曇っていますけど、昼からは晴天で暑くなりそうです。

 ***

高齢になってからのめまいは、特徴があるんですよ。

そして、誰でもいつかは高齢になるんだし、私みたいに更年期を過ぎると、高齢もびっくりするくらい先のことではないので、知っておくほうがいいと思います。

年齢が上がってから、突然めまいが出る方がいらっしゃいます。

それまでは、めまいナシ。

どちらかと言うと、人並より元気な方が多いです。

原因で一番多いのが健康不安からの自律神経のめまいなんです。

今まで元気だったのに、今まで無かったような症状が出てくる。

足がしびれる、ヒザが痛い、目がつらい、痩せる、夜中のトイレ、など。

そして、やれないことがでてくる。

これが、元気だった人ほど、すごくストレスになるんです。

年齢が上がると、弱ってきて当然、できないことが出てきて当然、頭では分かっていても、実感はまた別なんです。

このあたりが、もともと持病を抱えていたり、あちこち痛いところ、悪いところがちょっとあったりする人と違うんです。

もともと症状がある人は、そんなもんだと心も体も分かっている。

ずっと元気で、周りからも「いつまでもお元気ですね」なんて言われている人の方が、健康不安がムクムクと膨らんで、大きなストレスになって自律神経に負担をかけていく

なんで痛むの? なんでしんどいの?

なんで前みたいにできないの?

これからどうしよう、私どうなるんだろう。

いやいや、まだ私は大丈夫、頑張らなくちゃ。

やらなくちゃ、やらないとできなくなる。

こういう気持ちで脳がいっぱいになる。

そして、ある朝目が覚めたら、クラ~っとめまいがして起き上がれない。

救急車を呼んで!! と家族に連絡がある。

こういう話をいくつも聞いてきました。

どんな歳になっても、自分のキャパを過信しないように、ということなんです。

高齢になって始まるめまいや自律神経症状は辛いです。

一気に心も体も弱くなってしまうからです。

残念ですけど、人は弱っていくものです。

そういう自分も少しずつ受け入れていくことも、老年をうまくやっていくコツなんだろな、と改めて思います。

Posted by mayaharikyu