HSP繊細さん④~アンテナ張らない【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
今朝は曇っていて温かくて、電車では上着を脱いでいる人も多かったです。
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前回は、平衡感覚から神経過敏を鎮めていこう、という話でした。
平衡感覚が不安定、三半規管が弱い人というのは、神経が過敏になりやすいんです。
誤った平衡感覚が、脳をいっぱいいっぱいにしてしまうというのが一つの理由。
もう一つは、動物の本能的な理由です。
つまり、三半規管が弱い人は、フラフラしながらもやっていけるように、ヨロヨロしながらでも生きていけるように、普通の人より周りから情報をとって動いていく、という脳の使い方をするようになるんです。
そういう思考グセがついていくということです。
これは、性格とか性分とかではなくて、後付け部分が大きいです。
平衡感覚が弱い哺乳類が生き続けるための防御反応です。
だから、人よりアンテナを張って、気を配って、心配して、手を打って、安全かどうかを気にして、という思考になりやすい。
そういう思考は、脳の情報量が膨大になります。
脳の許容オーバーは、自律神経を自然と興奮させるので、自律神経がらみの症状がでやすくなる、という訳です。
これを、端からみると「考え過ぎ、気にし過ぎ、心配し過ぎ」と言われたりします。
結局、三半規管を強くしていきながら、こういう自分の思考グセを理解して、少しずつ修正するしかないんです。
アンテナを広げすぎない、関係ないことを知りたがらない、必要以上に興味を掘り下げない。
自分の思考の範囲を、目の届く半径3メートルにしぼる勇気をもつんです。
この仕組みが理解できたら、勇気をもってぜひやってみてください。
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