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HSP繊細さん④~アンテナ張らない【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】

2024年1月31日自律神経失調症パニック障害

摩耶はり灸院の周辺

おはようございます。

神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。

今朝は曇っていて温かくて、電車では上着を脱いでいる人も多かったです。

 ***

前回は、平衡感覚から神経過敏を鎮めていこう、という話でした。

平衡感覚が不安定、三半規管が弱い人というのは、神経が過敏になりやすいんです。

誤った平衡感覚が、脳をいっぱいいっぱいにしてしまうというのが一つの理由。

もう一つは、動物の本能的な理由です。

つまり、三半規管が弱い人は、フラフラしながらもやっていけるように、ヨロヨロしながらでも生きていけるように、普通の人より周りから情報をとって動いていく、という脳の使い方をするようになるんです。

そういう思考グセがついていくということです。

これは、性格とか性分とかではなくて、後付け部分が大きいです。

平衡感覚が弱い哺乳類が生き続けるための防御反応です。

だから、人よりアンテナを張って、気を配って、心配して、手を打って、安全かどうかを気にして、という思考になりやすい。

そういう思考は、脳の情報量が膨大になります。

脳の許容オーバーは、自律神経を自然と興奮させるので、自律神経がらみの症状がでやすくなる、という訳です。

これを、端からみると「考え過ぎ、気にし過ぎ、心配し過ぎ」と言われたりします。

結局、三半規管を強くしていきながら、こういう自分の思考グセを理解して、少しずつ修正するしかないんです。

アンテナを広げすぎない、関係ないことを知りたがらない、必要以上に興味を掘り下げない

自分の思考の範囲を、目の届く半径3メートルにしぼる勇気をもつんです。

この仕組みが理解できたら、勇気をもってぜひやってみてください。

Posted by mayaharikyu