目のしょぼつきがメマイのSOSになる患者さん【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
風が強いので、雲がすごい早さで流れていっています。
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雨の前の気圧が大きく変わるときに、目がしょぼしょぼする患者さんがいらっしゃいます。
その後に右目の奥が痛くなり、くら~っとしためまいも頻発します。
この方は、更年期になって、特にそういうことが増えました。
最初は、目がおかしいと思っていたそうです。
目の病気かと思って眼科に行くも、目は正常。
そんなときに気象病のことを知り、三半規管が原因かもしれないということで来院されました。
三半規管と眼、平衡感覚と視覚は、中脳というところで情報をやりとりしながら、同時に働いています。
目からの景色の変化、まわりの動くものを確認しながら、三半規管はふらつかずに歩く、体を支える、動作をスムーズに行う。
だから、ある意味、目と耳は一体です。
だから、どっちが悪いか間違いやすく、目が悪いと思ったら、耳(内耳)だっということはよくあります。
めまいがしているとき「目が回る」と言います。
めまいの検査で、眼振(目の揺れ)を診るのも、三半規管と眼が一体である証拠です。
この患者さんは、目がしんどくなると、しょぼつくのを体調管理にしています。
目にくると、残業もほどほどに仕事を早く切り上げて、休む。
念のため酔い止め薬を持ち歩く。
目と耳のつながりを知ることで、めまいの予防に役立てています。
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