少ないキャパでやりくりするコツがあります【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
空が秋らしくなってきましたね。
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自律神経が弱くなると、神経がつなぐ脳と体の両方のキャパが少なくなります。
平たく言うと、やれることが減ります。
以前の自分の7~8割になっちゃうんです。
それを無理して、マックス10割で生活しようとすると、症状が再発するとか、もっとひどい症状が出ることになりかねません。
ここは一つ考え方を変えて、少ないキャパでも楽しい毎日を送るようにしたいものです。
めまい(メニエール)とパニック障害を発症してから、私はずっとそういうことを考えて生活してきました。
そして、つくづく思うこと。
自律神経が過緊張しやすい人は、たくさんの用事を中途半端にするより、小さいことをやり切る方が、楽しいと思える。
これは、私も、うちの院の患者さんたちにも、傾向として言えることです。
そうなんです、アレコレはダメなんです。
アレもやってコレもやって、でもキャパが少ないからやり残して、どれも中途半端なままになる。
この状態は、自分の脳(思考)からそのアレコレを離せない。
いつまでも「やり残しリスト」に残したままで、脳の片隅にあるんです。
これが多いと、脳の気になる事項が増えるので、脳の情報量は上がりっぱなし、自律神経も刺激されやすくなります。
やっぱりやることを減らすのが一番の特効薬。
キャパが少ないなら、その中で一つ一つをやり切ることで、達成感、充実感が得られます。
そういう生活はシンプルに楽しいものですし、自己肯定につながるし、セロトニンは増えるので、さらに自律神経は整っていくのです。
きっちりやりたい性格の方は、なおさらです。
自律神経の症状を発症して、キャパが少ない人は、とにかくやることを減らすこと。
もう一つの方法もありますので、それは次回に書こうと思います。
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