眠れないのが続いたらそれは病気です【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
日曜の9:20、たった今、栄光教会鐘が鳴っています。
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「夜ぜんぜん眠れないのに、昼間もふつうに動けるから、ま~いいやと思っていました」
と言われた患者さん。
結局ひどいめまいが出て、起きれなくなりました。
眠れないのに平気、なぜか大丈夫、これあります。
自律神経が興奮しっぱなしだと、眠たくならないし、昼間もふつうに仕事ができたりして、生活が続けられてしまう。
でもこれは異常なんです、眠れないという病気なんです。
眠れないのと、眠りたいけど時間がないのとは違うので、ほったらかしにしていたら、ある日突然ひどいことになります。
寝てないのに働ける、これが3ヶ月続いてめまいが出た。
不眠が1年ほど続いて、突発性難聴と耳詰まりになった方もいます。
腹をくくって生活を変えて、状態によっては一定期間はお薬の力も借りて、眠れる自分に戻していくことです。
眠れないという病気(不眠症)は、それ自体が病気であり、その上、他のたくさんの病気を引き寄せてしまうから深刻ですよ。
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睡眠時間というのは、生活していく上で一番にしわ寄せがいく時間でもありますね。
睡眠を削れば、あれができる、これができる、になるからです。
そのために、寝るのが遅くなった、日をまたいでしまった、ということがなんと多いことか。
特に自律神経の症状がある人は、無理矢理にでも睡眠時間を確保して、そこから逆算して予定を組んでいくべきだと思います。
軽い自律神経症状は、睡眠をしっかりとることで治ることもよくありますので。
「なん時間寝たらいいですか?」とよく聞かれますが、8時間睡眠をお勧めしていますし、もっと寝れる人は9時間でも10時間でも寝て、脳と体を充電してほしいです。
脳と体が繰り返し充分に休まれば、自律神経は過敏性がおさまって、本来の機能をとり戻すからです。
睡眠の改善を抜きに、自律神経の改善はあり得ないということです。
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