几帳面な性格がダメなのか??【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
日曜の9時20分、教会学校の鐘が鳴っています。
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最近来られるようになったメニエールの患者さんに、
「先生もメニエールだったんですよね?
やっぱり几帳面な性格なんですか?」
と聞かれました。
そうなんですよ、几帳面で細かい性格だとメニエールになりやすい。
一般的に、そういう性格の人が自律神経を病みやすくて、耳の疾患やパニック障害になりやすい、と言われています。
違うんです。
実は逆なんですよ。
たいして几帳面でも細かい性格でもないのに、それを強いられるから、自分に無理がきて、自律神経が壊れるんです。
そんなに細かいことは好きでもないのに、そうしないといけないことが続くから、自分のキャパを超え続けてしまうから、体がSOSを出すんです。
これ、すごく誤解されていますよね。
というか、自分でも分かっていない人が多いです。
自分はキッチリしていて、色々なことに気づかいもできて、しっかり者で、だから自律神経がおかしくなっちゃったと。
違うんです。
そんなにしっかりしてないんですよ。
そんなにキッチリもできないし、そんなに細かいことも好きじゃないはず。
だから無理になっちゃったんです。
私も細かいことは苦手な方です。
長女だから、しっかり者の役割を強いられることが多かったけど、根はそんなにしっかりしてないし、いつもアップアップだったし、キャパ少ないですよ。
なのに、色々頑張り過ぎたから、メニエールやパニック障害になってしまったんです。
病気をして、やっと自分がよく分かりました。
皆さんはどうですか?
本当にきっちり屋さんですか?
そうでもない自分に、気づいてないだけかもしれません。
自律神経が教えてくれているのかもしれません。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。
以前、アメブロの方でコメントさせていただいたことがあります。
今日のブログを拝見して、腑に落ちました。
パニック障害になったのは真面目な性格だからとか、頑張り屋さんだからと言われることが多く、私自身その性格を直さないと!と思っていたのですが…
振り返れば、本来の私は大勢で群れるのが苦手で、友達のお誘いを断ることも多い一匹狼気質。
一人でゲームをしたり、買い物に行ったり、カフェでぼーっとしたり、そして隙あらば楽をしようとしていました(笑)
パニックになった時期、毎日のように他のママ達と子供を遊ばせ、児童館の幼児教室に通い、さらに寝不足も重なり…
本来の自分のキャパを超えてしまって、体がSOSを出していたんですね。
今回気付くことができて良かったです。
これからもブログ楽しみにしております。
なこさん
いつも読んでくださって有難うございます。役割としての自分と、本当の自分、なりたい自分、いろいろありますが、自分の体が教えてくれるSOSのいうことをきいて、無理のない自分でありたいものですね。