自律神経がなかなか良くならない【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
今日はずっと曇りみたいですね。
寒くもなく、暑くもない、こんな日もいいですね。
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自律神経の症状がなかなか良くならない。
めまいが落ち着かない、耳鳴り耳詰まりが軽減しない、胃腸の具合がずっと悪い、皮膚の炎症が止まらない。
改善に時間がかかる人には、ある特徴があります。
ずっと、あれやこれや調べる。
次から次へと、あれやこれややってみる。
辛いからすぐ治りたい、気持ちは良く分かります。
でも、その必死な気持ちが、自律神経が落ち着くのを邪魔しているんです。
一生懸命になると脳からアドレナリンが出続ける。
結果的に自律神経は興奮しっぱなしになって、抹消の血流は悪くなり、粘膜や皮膚の炎症は治まりにくくなります。
そして、必死さは不安感に変わって、大きなストレスに育っていきます。
そのストレスは、副腎皮質のストレスホルモンを使って自律神経を興奮させますから、自律神経の興奮はやっぱり治まらない。
この二重の負荷が、自律神経の落ち着きを邪魔するんです。
自律神経に良い習慣、サプリ、漢方、調べるのもいいですけど、症状がちっとも落ち着かないなら、いったん止めてみましょう。
同じ症状の人のブログを読んで、あれが効いた、これが効かないも、体が違えば症状の程度も違いますし、そもそも原因が違えば治し方も違います。
情報に振り回されることで、自分で自律神経の改善を邪魔しているんです。
なにをしたら治るかではなくて、その矛先を自分に向けてみてください。
私はどうしたいのかな?
私はなにが好きかな?
私はなにが落ち着くかな?
私はなにがイヤかな?
そんなことをじっくりと考えてみてください。
そして、少しずつでも自分が気分良く、機嫌良く生活できるようにやってみてください。
人と比べずに、自分がどうなのかが大事なんです。
こういうことが、自律神経を良くするために生活を変えること、生き方を変えることなんです。
サウナをしたら自律神経が強くなるとか、そういうことではないんです。
(サウナは自律神経が元気な人が、鍛えるために、弱くならないためにやれることです)
自律神経が良くなるための答えは、自分の中にあるし、自分でできることだし、最終的には自分でやっていくしかないんです。
みんなそうやって良くなっていくものなんです。
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