自律神経の症状が再発したら【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
朝から曇り、ここのところ日差しが強かったので、なんかホッとしますよ。
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「もしパニック症状が再発したら、私ぜんぶやめようと思ってるんです」
そう話してくれた患者さん。
彼女の症状は、回転性めまいに始まったメニエールから、パニック発作がありました。
ここ何年もパニックはおさまっていて、フワフワめまいがたまに感じるくらいになって、普通に生活されています。
実は、私もまったく同じことを考えていたので、びっくりしたんです。
もしまた大きなめまいが起きて、自律神経がおかしくなってパニックが起きるようになったら、私もすべてのことから降りようと思っているんです。
仕事も、趣味も、役割も、人付き合いも、いったんぜんぶ中断しよう。
自律神経の症状の再発というのは、脳と体の両方のSOS。
「ストップストップ! はい、ここまで」というサインなんですよ。
自律神経が病んで、針灸院に来られる方にまず聞かれるのは「なにをしたら良くなりますか?」なんですけど、逆なんです。
なにをするかじゃなくて、なにをどれだけやめるかなんです。
そういう意味では、初めて自律神経の症状が出た人より、再発の人の方が、腹をくくるのは早いですね。
経験している分、重要度が分かっているというか、諦めがいいというか、きっぱり色々なことをやめれる。
もちろん、症状の再発はしないほうがいいに決まっていますし、そのために患者さんに口酸っぱくアレコレ言いますし、ブログにも書いているんですけど。
でも、私自身も再発に関しては、覚悟はあるんです。
だって、生きているんだから、歳はとっていきますし、内臓の機能も落ちていきますから、免疫力も落ちますしね。
歳をとると自分の弱いところに出る、と言いますから、私の場合はやっぱり三半規管になるのかな~なんて思います(平衡失調からのパーキンソンとか)。
若いころに無理したときにメニエールになって、更年期にも軽いめまいがあったということは、そこに弱さがある証拠です。
患者さんに言うこと、書くことは、自分に言い聞かせていることなんです。
やっぱり、やりたいことはやれるくらいの自分で生きていきたいと思っています。
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