上手くやろうとする思考が負担【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
お盆休みを頂いていました。
いつもよりちょっと美味しいものを食べて、いつも通りに過ごしました。
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自律神経失調症やパニック障害、なりやすい性格ってあります。
そういう性格の人がみんな自律神経を病むわけじゃないですけど。
そうじゃないけれど、ずっとそういう患者さんをみていると、共通した思考グセがあるのが分かります。
「うまくやろうとする」クセが全てのことにおいてあるんです。
なんでもそう。
間違いないように、失敗しないようにやる、損をしないようにやる。
うまくやる、もっと言えば、人より要領よくやる、人より早くやる、人より上手にやる、そうすうることで得をするようにやる。
そういう思考が、朝起きて夜寝るまで、生活の全てのことに散りばめられている感じ。
大げさでなく、うまくやろうとする思考が強いんです。
物事をうまくやろうとすると、まず思考量が増える。
うまくやるための優先順位、やり方の手順、やり忘れがないか、脳がクルクル働く。
あーでもないこーでもないと損得勘定も入りますし。
うまくやることが生活の目的になる。
この思考量の多さが、自律神経を過敏にする元なんです。
脳のシナプスの電気信号が多すぎて、脳幹部からの自律神経を刺激し続けてしまうんです。
だから自律神経の興奮がとれなくなる。
だから、私がずっとやってきたのは、それら全部を「楽しんでやる」に置き換えるようにしてきた。
うまくできなくても、まあまあ楽しかったらいい。
失敗しても、やって良かったと思えたらいい。
なんでも、うまく早くやらなくてもいいんです。
これに気づいて、サッサとシフトチェンジした人は、サッサと元気なりますよ。
思考グセは、癖なんで、なかなか変えるのが難しいかもしれませんけど、小さなことからでいいんです。
「楽しいからこれでいいわ」って言いながら、毎日やっていくことです。
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