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上手くやろうとする思考が負担【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】

2023年8月18日自律神経失調症パニック障害

摩耶はり灸院の周辺

おはようございます。

神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。

お盆休みを頂いていました。

いつもよりちょっと美味しいものを食べて、いつも通りに過ごしました。

 ***

自律神経失調症やパニック障害、なりやすい性格ってあります。

そういう性格の人がみんな自律神経を病むわけじゃないですけど。

そうじゃないけれど、ずっとそういう患者さんをみていると、共通した思考グセがあるのが分かります。

「うまくやろうとする」クセが全てのことにおいてあるんです。

なんでもそう。

間違いないように、失敗しないようにやる、損をしないようにやる。

うまくやる、もっと言えば、人より要領よくやる、人より早くやる、人より上手にやる、そうすうることで得をするようにやる。

そういう思考が、朝起きて夜寝るまで、生活の全てのことに散りばめられている感じ。

大げさでなく、うまくやろうとする思考が強いんです。

物事をうまくやろうとすると、まず思考量が増える。

うまくやるための優先順位、やり方の手順、やり忘れがないか、脳がクルクル働く。

あーでもないこーでもないと損得勘定も入りますし。

うまくやることが生活の目的になる。

この思考量の多さが、自律神経を過敏にする元なんです

脳のシナプスの電気信号が多すぎて、脳幹部からの自律神経を刺激し続けてしまうんです。

だから自律神経の興奮がとれなくなる。

だから、私がずっとやってきたのは、それら全部を「楽しんでやる」に置き換えるようにしてきた。

うまくできなくても、まあまあ楽しかったらいい。

失敗しても、やって良かったと思えたらいい。

なんでも、うまく早くやらなくてもいいんです。

これに気づいて、サッサとシフトチェンジした人は、サッサと元気なりますよ。

思考グセは、癖なんで、なかなか変えるのが難しいかもしれませんけど、小さなことからでいいんです。

「楽しいからこれでいいわ」って言いながら、毎日やっていくことです。

Posted by mayaharikyu