漢方ってどうでしょうか?【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
8月もあと二日間ですね。
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「漢方ってどうですか? 効きますか?」とはよく聞かれることです。
針灸と漢方薬は同じ東洋医学のくくりだからかな。
私は薬剤師じゃないですけど、メニエールやパニック障害の経験者として漢方薬はいろいろ試してきましたし、鍼灸師として漢方薬を服用されている患者さんをたくさんみてきました。
今から書くことは私見なので、読んで参考にして頂けたらいいかな、と思います。
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漢方薬も、やはりお薬なんです。
だから副作用もそこそこありますよ。
よくあるのは、漢方のせいでお腹がゆるくなったり、逆に便秘になったり、ムカムカしたり、という胃腸症状が多いですね。
だから、体質改善のために漢方薬をずっと服用し続けるというのは、どうなのかな~と思っています。
結局、それを飲まないと体が維持できないというのは違うのかな、他の方法を探したほうがいいな、と思います。
だから私は、漢方薬も即効性のあるものだけを使用しています。
頓服なんで、しんどいときだけ飲むので、副作用もあまり気になりません。
手元にある漢方薬は、葛根湯、小青竜湯、五苓散の3つです。
即効性のある漢方のおかげで、もっときつい薬を飲まずにすんだり、病院のお薬と併用することで高い効果を得られることもあります。
例えば先日から書いている五苓散は頭痛薬の代わりに使用しています。
雨の前や、カミナリ、台風のときの天気痛に飲んでいますけど、軽い頭痛には効果を感じます。
小青竜湯は、花粉症の抗アレルギー剤といっしょに服用しているのですが、飲むと2~3時間は鼻がとてもラクです。
眠くなる抗ヒスタミン系の花粉症のお薬は飲まずにすんでいます。
葛根湯は本当に優秀な漢方ですね。
寒い冬に体が冷えたとき、背筋や肩がこったとき、鼻がムズムズしてくしゃみがでたとき、のどがイガイガするとき、なんでもござれ(なんでもはあかんけど)。
さすが、ツムラの1番です。
私なりの漢方薬の付き合い方をお伝えしました。
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