耳を守る~耳栓について【突発性難聴 メニエール】
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おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
今朝は少し寒さが緩みましたが、まだまだ熱いコーヒーが身に沁みます。
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聴覚過敏、大きな音が苦手、特定の音が苦手、けっこうあります。
特に突発性難聴の後遺症、メニエールの後遺症、中耳炎の後遺症として、音に対する過敏性が高くなる。
それと、更年期症状、生理前症候群(PMS)、妊娠中、授乳中など、ホルモンバランスで自律神経が過敏になると、聴覚も過敏になるのもよくありますよ。
さて、この聴覚過敏、もっともっと耳栓などで耳を守ることが普通になるといいな、と思う。
とにかく、周りがうるさい、街がうるさい、大きい音が多い世の中です。
耳栓もいろいろなものがあるし、ヘッドフォンもイヤフォンも、耳当てや帽子、パーカーのフードも、耳を守ってくれるんですよ。
私が愛用しているのは、百円ショップで買ったスポンジタイプの柔らかい耳栓と、透明のシリコンでできている耳栓。
耳も、あまりピチッときつく栓をしてしまうと、耳の内圧を圧迫してしまって耳に負担がかかります。
スポンジのものをフワッと置いておくくらいだと、圧迫感もなくて大きな音も遮ってくれるので、とてもラクなものですよ。
昼寝するときにも、これをはめると静かでよく眠れます。
映画館やライブでは、透明シリコンのものをはめますけれど、そんなにきつくないので、ちょうど良いくらいに音は聴こえます。
映画館やライブって、本当に大音量なものですよね~。
うちの患者さんには、ライブ用の耳栓をふだんも上手に使っている人もいます。
ライブ用のものは、高音域のノイズだけカットしてくれるので、音ぜんたいがマイルドに聴こえるそうですよ。
本来は音楽を聴くためのイヤフォンやヘッドフォンも、なにも流さずに耳につけていれば、耳栓代わりになるし、見た目も自然です。
寒い時期は、耳当て(イヤーマフ)もいいですよ。
耳を冷たい風から守ってくれるし、大きな音からも守ってくれる。
大きめのニット帽で耳まで隠せば、同じような効果があります。
駅のホームや電車のアナウンス、電気屋さんの音楽、「そんなに大きくしなくても聴こえてるよ~」って言いたくなることがあります。
聴覚過敏じゃなくても人は年齢を重ねると、だんだん大きな音が苦手になっていくもの、もしくは聴こえが悪くなっていくものなんです。
大きい音から耳を守ることが普通になるといいな、と思います。
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