耳は治ったのに夜が眠れない【突発性難聴 耳鳴り自律神経失調症】

おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
朝晩とお昼の気温がだいぶん違いますが、いいお天気が続きますね。
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1ヶ月ほど前に突発性難聴を発症して、初期のステロイド療法と、ローラー針などの刺激療法で聴力は回復した患者さん。
聴力が上がってくるのに伴って、音過敏や音のひずみも落ち着いてきました。
後遺症としての耳鳴りが残るので、引き続きローラー針ケアをしていただいています。
「耳は良くなってきてるのに、まだ夜が眠れないんです」
発症当初は耳鼻科で処方してもらったお薬を服用しながら、しっかり眠ることで耳の回復をはかってきました。
お薬が終わると、途端に眠れなくなった。
そうですね、まだまだ自律神経の緊張がとれていないからです。
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そもそも、突発性難聴などの耳の症状は、ストレスや過労などからの自律神経の緊張が長く続くことが原因で発病します。
たとえ耳が治っても、もともとの自律神経の緊張はまだ戻っていないんです。
耳は今の自分の体調を教えてくれた。
だから、原因である生活そのものを修正しないと、また難聴が再発するリスクが拭えません。
今はまず、自律神経を落ち着かせるような環境づくり、生活そのものを変えていくときなんです。
自律神経が落ち着けば、自然に眠りもしっかりしたものになりますし、眠れれば更に自律神経が強くなる、という良いスパイラルを作れるようになります。
そういった生活は、耳の再発リスクが低い生活、ということになります。
自律神経に良い生活とは人それぞれ違いますし、試行錯誤になるものなので、焦らずに一つずつ、あれでもないこれでもないと、やっていきましょう。
ヒントはこのブログの過去記事にたくさんありますから、ぜひ参考になさってください。



















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