突発性難聴のしんどさは後遺症にあります【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
今朝の元町 県庁前は静かです、セミの音以外は。
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5年ぶりに来院された患者さん。
突発性難聴を経験されています。
聴力が以前のように戻るのは、なかなか難しい。
それ以上に、今ご本人が本当に辛いのは、耳のこもり、耳鳴り、耳のまわりの痛み、コメカミの頭痛、首のツッパリ。
いわゆる突発性難聴の後遺症というものです。
5年経っていますが、この方は、耳のこもりも耳鳴りも、まだ「動き」がある。
つまり、良いときと悪いときがある。
耳の詰まり感が強くて、耳鳴りが大きくて、首がひどくこるときと、そうでもないときがある。
まだ状態に動きがあるので、上向く可能性が高いのです。
少しずつ体ぜんたいを上げていくことで、耳の調子も上がっていきます。
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突発性難聴は、耳鼻咽喉科に行っても、聴力を計るだけ。
聴力の数値でしか耳の中の状態を確認できないからです。
聴力が戻らないなら、お薬が出される、飲み続ける。
聴力が戻れば、そこまでです。
でも、本当の辛さは、聴力の問題とともにある、耳の痛みやつまり、耳鳴り、音の過敏性、首肩コリ、めまいなどです。
突発性難聴になった方は、まず第一選択は病院のステロイド療法を。
そして、予後の後遺症を手当てしていく針灸をできるだけ早く始められることをお勧めします。
耳の症状は、ほったらかしはダメです。
それは、自分のSOS、心と体のSOSであることを知っておいてほしいです。
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