めまい持ちは一日の終わりに元気になる【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
風もなく、穏やかな天気です。
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めまい持ちは、用事の帰りに元気になる、寝る前に元気になる。
これ、私は気づいてなかったんですけど、患者さんから言われることが多いんです。
結局これは、一日を終えた安心感だと思うんです。
しんどくても、バタバタしちゃっても、なんとかその日を終えることができた、という夜の安心感で自律神経が落ち着く。
平衡感覚の不安定さがあると、予測ができないことが苦手になるんですよ。
決まったことのルーティーンは大丈夫ですけど、突発的な予測以外のことに、臨機応変に対応するというのは、すごくエネルギーがいります。
平衡感覚の不安定だと、予測不可能なことに脳のキャパが追いつかなくなるからです。
めまい持ちは、サプライズを楽しむことが苦手だし、余裕がないんですよね。
だから、日常の色々なイレギュラーをやっとこなし、用事が終わると、すごくホッとする。
安心すると自律神経は整うんです。
仕事が終わって、あとは家に帰って、自分のペースでやれると思うと安心して自律神経が整う。
急に元気になったりする。
家の雑事が終わって、あとはお風呂に入って寝るだけだと思うと、安心して自律神経が整う。
なんだかめまい感が落ち着いてくる。
夜に、一日の終わりに、めまい持ちは元気になってしまうのはこういうことだと思います。
そして、嬉しくなって眠れなくなったりもします。
(これが不眠の始まりになってしまうこともありますけど)
三半規管が強くなって、もっと平衡感覚がしっかりしてくると、こういうことも減ってくる、気づかなくなるみたいです。
ふつうに夜には疲れて、しっかり眠れるようになります。
こういう現象、あるあるは、めまいになってみないとなかなか分からないですね。
私もあまり気づいてなかったことですけど、私が夜型なのもここから来ているのかな、と思います。
休みの前の晩とか、妙に満たされた気分になりますしね。
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