めまいで生きてることが怖くなる【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
気温も秋、空気も秋、色も秋、匂いも秋、ですね〜。
***
めまいの患者さんとお話していると、けっこうな頻度で話題になるのが、めまいと腰痛とか、めまいと別の病気との比較です。
腰痛も痛いし、動けないし、不自由だし、とてもつらいけど、いつかは治ると思えるけれど、めまいは怖い。
喘息は苦しいし、眠れないし、辛いけど、ある程度お薬が効くし、苦手な季節を上手にやっていけるけど、めまいは怖い。
めまいは、とにかく「怖い」ものなんです。
それは、めまいで転倒してケガをするから怖いとか、出先でめまいがして他の人に迷惑をかけて恥ずかしいから怖いとか、そういうのもあります。
でもそれ以上に、平衡感覚がおかしいというのは動物として「恐怖」なんです。
なにをやっても心理的に怖さがぬぐえないんですよ。
これは、動物としてはあたり前のことで、平衡感覚がフラフラするような状況では、動かない方がいい、じっとしていた方がいい、そういう防御反応の感情なんです。
この怖さは、自分を守るものなんです。
だから、フワフワめまいがある人は、色々なことに怖がりだったりする。
自分に「大丈夫よ、大丈夫よ」って言いながら生活しているんです。
安心安全を求めるし、それが落ち着くんですね。
それが良いとか悪いじゃなくて、そういう体と心のつながりを知っておくことが大事だと思います。
「私って保守的に考えちゃうのよね、耳が弱いから、そういうものなんだから、まずはそれで良し」
と思えることは大事なんです。
ただ怖がりながら生きるって、楽しくないですものね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません