めまいがあると睡眠の質が悪くなる【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
久しぶりの晴天、気温は低いけれど気分がいいです。
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「めまいが出てから、睡眠が浅くなりました」
先日ある患者さんが言われたことです。
その通りなんですよ、そうなってしまうんです。
だって揺れてるんだもの、眠気（ネムケ）も邪魔されます。
揺れ、つまり振動は音よりも寝ている脳を起こしやすかったりするので、スマホを枕の下に置いて振動をアラームにしている人も多いですね。
振動アラームを内蔵している枕も売っているらしいです。
夜中にぐっすり寝ていても、地震がきたらパッと目が覚めませんか？
そうなんです、めまいが出ているときは、しっかり眠ることなんてできません。
平衡感覚をつかさどる脳（中脳及びその周辺）は、起きていても寝ていても、いつでも働いています。
平衡感覚が動物としてとても大切な感覚だからです。
揺れから身を守ることが、自分を脅かすものから身を守ることになるからです。
そういう動物としての本能的な感覚だからです。
私もメニエール発症後は本当に眠れませんでした。
疲れているのに、ヘトヘトなのに、眠れない。
だから導眠剤のお世話になっていました。
薬を使うことで、強制的にしっかり眠る。
しっかり寝て脳と体を休めないと、なかなかめまいが治らないことを知っていたからです。
針灸などの力も借りて自律神経が少しずつ落ち着いてきて、めまい感も減ってきて、導眠剤も少しずつ必要無くなっていって、とうとう自分の力でぐっすり眠れるようになったんです。
めまいはやっかりな症状です。
平衡感覚がとても大事な感覚だからです。
その平衡感覚がおかしくなってしまったんだもの、心してしっかり治しましょう。
めまいの改善は、睡眠の改善、間違いありません。
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