自律神経から手足が冷たくなる【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
朝から雨ですね、乾燥も和らぎそうです。
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この時期、寒くて手足が冷たくなりますね。
自律神経が弱い人は、寒さからではなくて、自律神経のせいで手先足先が異様に冷えることがあります。
これは結構多いですし、私もたまにあります。
この冷えは、外から温めてもなかなか温もりません。
結局これは、自律神経の興奮で毛細血管壁の筋肉が収縮しっぱなしになるんで、手先足先の血流がすごく減るんですよ。
毛細血管がしっかり開かないんです。
そう、緊張したとき、例えばピアノの発表会とか、大事な試験の直前とか、手が冷た〜くなるじゃないですか。
別に寒い時期じゃなくても、起こりますよね。
あの状態が、自律神経が過敏な人は、普段から作られてしまうんです。
だから、神経が緩むまで、ずっと冷えてるんですよ。
一番の対処法はなんだと思いますか?
いったん眠ることです。
布団にくるまって、クッと15分でも寝てみてください。
横になっているだけではだめです。
眠って意識をとばして、脳と体とそれらをつなぐ自律神経の緊張をほどくんです。
眠りから覚めたら手も足も暖かくなっていますよ。
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自律神経が血流にかかわっているというのは、結局こういうことなんです。
自律神経の過緊張は毛細血管の血流は阻害する。
そして、毛細血管がたくさんある器官も同じように自律神経で血流を調整されていますから、自律神経が過敏になって暴走することで耳(内耳)や目(眼底)の調子がおかしくなったりするのは、血流阻害のためです。
ストレスがいっぱいになって自律神経が過敏になると、突発性難聴になったり、網膜剥離になったり、そういった症状が起こりやすくなる、というのはこういうことなんです。
寒いときこそしっかり暖房をつかって、ゆったりした気持ちで美味しい温かい飲み物でもいかがですか。
カッコだけそういうことをしてもダメですよ。
好きな飲み物を飲みながら、「あ~美味しいな、幸せやな」と心の底から感じることです。
そういうときは、脳から幸せ物質が出て、自律神経もゆるんで、手先足先、耳や目もたっぷり血流が栄養してくれているはずなんです。
自律神経が弱い人は、こういことを誰よりもたくさんやっていくといいですね。
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