アトピー性皮膚炎と自律神経②〜睡眠不足はだめ【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
先ほど山からの雪が流れてきていましたよ。
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部分アトピーや皮膚炎、これから増える季節なので、ちょっと続きます。
寝不足だと、皮膚の症状はなかなか良くならないですね。
お肌に良い食生活をしても、いくらステロイドをこまめに塗っても、睡眠が足りていないと、どうしようもないです。
皮膚や粘膜は、寝ているあいだに修復されるからです。
皮膚の血流が一番多いときは、寝ているときだからです。
胃腸の血流は、ものを食べたときが一番多くなるし、筋肉の血流は運動しているときです。
体というのは、使っているときの熱量が一番高くなるので、そこが栄養されるように、そこに血液が集まります。
そして、皮膚や粘膜はゆったり寝ているときの血流量が一番多い。
夜はノドが痛かったのに、朝起きるとノドの痛みが治っていることや、口内炎が治っているという経験は誰もされていると思います。
皮膚や粘膜の炎症は、就寝中に引きやすく、皮膚は再生されやすいので、睡眠はアトピーの特効薬です。
分かってはいても、体がかゆくて眠れない、こんな人も多いですね。
ステロイドのお薬を使うことに抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、眠れないほどのかゆみは考えものです。
眠れないことで、いっこうに皮膚が治らない、慢性化することになるからです。
ここは一時的にでもお薬の力を借りて、集中的に睡眠をとりもどして、肌の回復力を上げていくことをお勧めします。
1〜2週間はしっかり寝て、体のベースを作りましょう。
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