めまいがない生活はこんなにラクです【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
湿度が低くて、気持ちいい朝です。
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先日、めまいが良くなってきた患者さんが
「めまいが無いって、こんなにラクなんですね。
世の中の人は、みんなこんなにラクに生活しているんだ」
としみじみ話されていました。
そうなんですよね、めまいが無いのは本当に全てがラクになる。
めまいがあるのは、全てがしんどくなる。
平衡感覚というのは、哺乳類、ヒト科の全てを支配します。
平衡感覚が不安定というのは、とても怖いことなんです。
恐怖、不安、心配が付きまとう。
なんだか怖いな~怖いな~、と脳が思いながら生活することになるんです。
自覚してなくても、脳が勝手にそうとらえています。
怖さは、自律神経の緊張を引き起こすので、全ての感覚が敏感になります。
ハイセンシティブ、ということですね。
めまいがあると、視覚も敏感になるので、眩しい、目がしょぼしょぼする。
めまいがあると、聴覚も敏感になるので、音に過敏になる、大きな音や、人のざわつきも辛い。
めまいがあると、匂いや味にもうるさくなります。
めまいがあると、痛みにも敏感になるので、ちょっとした違和感や鈍痛が大きい痛みに感じる。
めまいがあると、怖がりになるので、乗り物が辛い、人が怖い、人間関係がしんどい。
こんな感じで、たくさんのことがしんどくなるものなんです。
だから、めまい、平衡感覚が不安定な人は、気難しい、神経質な人、と思われやすくなる。
平衡感覚が性格を作ることは、大いにあります。
そして、平衡感覚が安定してきて、めまいが起こりにくくなると、全ての感覚器の過敏さが落ち着いてくるわけです。
感覚がラクになる。
全てが簡単になる、そして気楽になる。
にこやか、穏やかでいられるようになる。
めまいのある人は、そこを目指して自分のお手入れをしていくようなものなんです。
そして、繊細さん、HSP(ハイセンシティブ・パーソン)の枠に入る人は、必ずと言っていいほど、平衡感覚が不安定でめまい持ちだったりします。
HSPと平衡感覚については、また別日に書きますね。
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