針灸が怖いならやめた方がいい【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
昨日は一日中どんよりでしたけれど、今日は青空も見えてきそうです。
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患者さんからの質問コーナーです。
自律神経の症状がつらくて、なんとかして治したい、針灸をやってみたい、そういう方からお問い合わせをいただきます。
「針灸は痛いイメージがあって、怖いのですが大丈夫でしょうか?」
という質問もよく聞かれます。
特に、自律神経が過敏な人は、感覚器も過敏になっているもので、痛みにもとても敏感なのです。
「怖い」という気持ちが強いなら、無理に針灸もやらないほうが良いと思うんです。
「怖いけれど効くときいたので、無理してでもやってみたい」
お気持ちは分かりますけど、ぜひ理解していただきたいです。
針灸は刺激療法の一つなんですけれど、怖くなくてリラックスしている人も、怖いと感じている人にも、同じように体に対しての刺激は伝わります。
針やお灸の刺激によって、生体反応は誰でも同じように起こるはずなんです。
ところが、恐怖心という脳のストレスはとても大きなものなので、脳から自律神経を介して体ぜんたいを緊張させてしまうものだし、それは針灸の生体反応を打ち消してしまうほどのものなのです。
怖い怖いと思いながら施術を受けていると、針灸の効果どころか、施術後には脳も体も疲れ果ててしまうものです。
それでも、うちに来られる針灸初心者の方は、やさしい針とローラー針を使いますので、「思ったよりずっと気持ちよかった」と言われる方が圧倒的に多いのも事実です。
初回は少し緊張されていても、2回目からは施術中にウトウトされる方もとても多いです。
眠たくなるということは、自律神経の緊張がとれている証拠なんです。
自律神経の症状から針灸を受けてみたいという方は、ぜひともやさしい刺激、低刺激、柔らかい針を使用している鍼灸院を選んでみてください。
自律神経の改善にむけた針灸は、ぎっくり腰や四十肩の針灸とはまた違ったものなんです。
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