パニック症状ってなんだろう？【自律神経失調症 パニック障害】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
花粉が多すぎて、ちゃんとお薬を飲んでマスクをしてるのに、くしゃみが止まりません！
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パニック症状についてよく聞かれます。
なにかをきっかけに発作的に自律神経が過緊張するのがパニック症状です。
発作なんで、突然起こるんで、びっくりしちゃうんですよ。
どうしたらいいのか分からないし、どうにもできないので、思考が「パニック」になるから、こういう名前がついたのかな。
あまり良いネーミングではないですね。
症状そのものは、普通の自律神経症状、つまりめまいや動悸、過呼吸、発汗、手足の急激な冷えやしびれなので、めずらしいものでもありません。
でも、それのいくつかが、急に同時に起こるので、厄介なんです。
心臓がドンドンしてきて、クラ～っとめまいが始まって、体が落ちる感じがする（平衡失調）とか。
視野がだんだん狭くなってきて（これも平衡失調）、頭や顔が暑くなってきて変な汗がでる、とか。
息がしづらくなって、手先が冷たくなって、顔や唇がしびれてくる、とか。
急になんだか怖くなって（不安感）、頭がジンジンしてきて、耳鳴りがしてくる、とか。
これらはどれも、軽いパニック症状です。
どんな症状がでてくるかは、その人の体の弱いところにでます。
持続的なストレスで自律神経が過敏になっているところに、苦手な状況やつらい状況が加わると、発作が起こることが多いです。
人混みの中とか、乗り物にのってるときとか、眠れない夜中とか、自分にとってしんどい状況のときです。
パニック症状がちょくちょくでるときは、自律神経が調子が良くないんだな、と思っておいた方がいいです。
「これはなんなんだ？？」と不安になっている患者さんがとても多いのは、パニックはけっこうあることなのに、ネットにもしっかり書かれていなかったり、知っている人が周りにいないからかもしれませんね。
私はどうなっちゃうんだろうと思ってしまいますよね。
この自律神経の発作であるパニック、どうやって起こらないようにしていくかについても、また書こうと思います。