ホルモンと自律神経、どっちが強い?【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
ファミマのコーヒーが好きすぎて、回数券買っています。
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年末年始は、海外から帰国中の患者さんも来られるんです。
先日は、ドイツのニュルンベルクから。
ドイツでは最近マクデブルクという街で痛ましい事件があったところで、ドイツの移民政策のことなど、貴重なお話を聞かせてもらいました。
さて、患者さんからの質問は、
「ホルモンと自律神経、どっちが強いですか?」
というもの。
女性ホルモンが動く生理や排卵の周期で、体調が大きく変わってしまう体質というのは、本当に大変。
こういった体質は、やはりホルモンをいかに上手に抑制するか、ということが第一選択なんです。
ホルモン最強です。
ホルモンと、自律神経と、人の体というのは2本の柱で調整されていると言われていますが、実際はこの2つの働きは対等ではないと思っています。
イメージはまさに、 ホルモン > 自律神経
そう言えることの一つに、ホルモンが原因で自律神経は乱れるけれど、自律神経が原因でホルモンが変わることはほとんどないからです。
だから、自律神経をいくら丈夫にしても、ホルモンが原因である症状は改善が難しい。
お薬を使って女性ホルモンの乱高下をなだらかにすると、自律神経の働きもホルモンに邪魔されることが少なく、体調はあるていど保たれます。
まずホルモンを診る、そして自律神経が整う生活をする。
これは、生理痛やPMS、更年期障害の辛さを立て直すのにとても大事な順番なんです。
患者さんの娘さんは、ドイツで処方されるきついホルモン剤が合わず、帰国の際に日本の婦人科で、体に合うものを処方してもらって服用しています。
まだPMSの波があるものの、自律神経も整いやすくなって、動けるときが増えてきました。
ドイツでは中国系の針灸を、帰国の際にはこちらに来られています。
ドイツは針灸などの代替医療が盛んな国の一つです。
西洋医学だけでなく、針灸の予防医学や減薬をとりいれている病院も多いんですよ。
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