めまい持ちはケガしやすい【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
気持ちのいい秋晴れですね、日差しは強いです。
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めまいの話が続きますけど、これはうちの患者さんたちの話です。
めまいがちな人、雨の前に頭が痛くなる人、生理前にフワフワする人、階段を降りるときは手すりが必要な人、ぜひ気をつけてほしいと思うことがあります。
ケガをしないように。
めまいの人は、ケガが多いんです。
それは、グルグルめまいが出て倒れてケガをした、というものではなくて、日常の普通の動作で起こるんです。
平衡感覚が不安定なのって、本当に注意力が散漫になるんですよ。
三半規管が弱いと、左右の平衡感覚が違って脳に伝わってくるので、その差異を脳で処理するのがすごく大変なんです。
脳には許容量(キャパ)というのがあるんです。
ずっと平衡感覚の左右差を感じながら、脳でそれを処理しながら、日常の動作をしているので、脳のキャパがすぐにいっぱいになってしまうんです。
このキャパオーバーで余力が減っている状態が集中力がなくなる原因です。
パン切り包丁で指を切る。
いつもの坂道で、足首を捻挫する。
ヘアアイロンで火傷する。
そして、ちょっとしたケガでも痛いし、年齢とともに治りが悪くなるし、ストレスが増えるだけなんです。
ストレスが増えると自律神経も乱れがちになるので、めまいがひどくなる要因にもなります。
とにかく、めまいがちな人、平衡感覚が不安定な人は、ゆっくり行動してください。
丁寧に動作をしてください。
時間にゆとりをもって生活してください。
ゆっくり丁寧に行動すれば絶対にケガをしないとは言えませんが、うちの患者さんたちがケガしたときは、少なくとも慌てていたり、いくつかのことを同時進行でやっていたり、他のことに気を取られていたときなんです。
もうこれは、私がずっと気をつけていることですし、自分に言い聞かせながら書いています。
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