更年期障害が強くでるタイプについて③【更年期障害と自律神経失調症】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
曇っていますが、サラッとしていて気持ちのいい朝です。
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更年期障害の症状が強くでやすい人と、そうでない人。
前回は、自律神経が弱い、自律神経が緊張しや人の方が、更年期障害の症状がきつくでやすい傾向があることを書きました。
女性ホルモンの乱れを受けとめるのは、自分の自律神経なので、自律神経が強い人は体をうまく調節できるし、自律神経が弱い人は、調節しにくくなる。
ここで、もう一つ、言われていることがあるんです。
環境要因なんです。
たとえば、パートナーと理解し合えないとか、姑と仲が悪いとか、職場の人間関係がうまくいってないなどです。
こういう人は更年期障害がきつくなるらしいけど、本当かな?
これも結局は、自律神経に良くない環境だからなんです。
うまくいっていない環境は、ストレスになります。
脳からでるストレスホルモンが、自律神経を興奮させやすくします。
だから、更年期障害の症状もきつくなりやすい。
環境がうまくいっていないと更年期障害はきつくなる、というより、その環境を受け止める自分の自律神経がやられてしまうからなんですね。
ストレスは、「怒り」や「不安」です。
日々の生活が、怒りや不安だらけだったら、それは自律神経を傷めて、つらい更年期障害を作ってしまう。
結局は、自分の自律神経がどうあるか、なんです。
鍼灸の刺激は、ホルモンを変えることはできません。
でも、その体の弱いところをフォローすることで、自律神経が整いやすいように導いていくものです。
更年期障害の症状に悩まれている方は、鍼灸に限らず、なにか一つ自分の自律神経を整えてくれるものを、生活に取り入れると良いと思います。
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